雑むらさき!

ゴルフ、本、ゲームなどの趣味をメインで書く雑記ブログ

まだ東京で消耗してます。でも同じ人間で必死に生きてるってのはわかってほしいです。

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どの道もきっと楽なだけじゃないよね。


思うことがありました。人の命が重たいものだと再認識するようなことが。

少し書かせてください。


僕たちは今日も会社に行くよ。


僕はあまり仕事が好きな方ではない。

細かく言うと、会社という組織に属して自分の時間を売ってお金をもらうことが好きではないということ。


でも、そんな嫌だと思っている仕事を手放すことはしてない。

人間関係の悩みも、夜中まで続くサービス残業もなく、驚くほどの低賃金というわけでもないから。


無難に平日を仕事で過ごし、2日ばかりの休みで好きなことをして、また仕事。

このサイクルから抜け出す準備もしてきていなかったし、そこまでの余裕もないから。

とはいえ十分贅沢なもんだよ。それでも環境に文句を言う生き物が人間だから。


こんな生活やめてえな、もっと楽してえなって思う。

かと言って気軽に会社辞められるほどお金もない。

むしろ少額でも借金まであるって人も少なくないと思う。

毎月の家賃とか支払い、家族のこと、毎日の食事、考えるとキリがない!


そうなるとさ


無理だよね、やっぱ会社辞めらんない。


多少しんどくても辛くても、色んなしがらみが絡み合って仕事を辞めるっていう選択肢を選びづらいよな。

そんな中毎日戦ってるあんたら、ほんとすげえんだ。


自由にも代償があると思う。


仕事辞めて行った移住先はとても自由でやりたい事を好きなだけできる!

そうやってインターネットで夢のある話を沢山語る人もいるけど、きっとその裏では僕たちとは別の苦を抱えてると思う。

一発当てて実現した生活を維持できるかって不安だとか、もしダメだった時の保証とか。

見せてくれる以上に食うに困る月があるのかもしれない。


当人以上に家族が抱える不安とか苦労もあるだろうし。

もちろんある程度の一緒に背負う苦労があってこその今なんだと思うけれど。


そういう風に自分を作った以上、ある種の偶像として見られてもおかしくない

憧れを押しつけられてそれに応える必要も出てくるかも。

それをきっかけに騙した騙してないとかお金の絡む揉め事も起きてたり。


僕たちは当事者じゃないからはっきり言えるもんじゃないけど、きっと決して楽じゃないよね。


ちなみに僕はそういう人種にとても憧れるしかっこいいと思う。

自分や着いてきてくれる人、見てくれてる人にクリーンでいれる自信があればそうなりたいくらい。


逆に僕みたいな一般的なサラリーマンが自由じゃないかっていうとそうでもないと思う。

仕方なく働いてる人もいるだろうけど、その会社を選んだのも自分だし働き続けてるのも自分。


選択の自由は常にあるじゃない?

ってことは辞めるのも自由だよ!!


この仕事を辞めたら生きる道がない。


それって嘘だよ。

世の中に仕事はいくらでもあるもん。バイトだって食いつなぐことはできるんだから。


あんたを死にたくなるほど追い詰めるクソみたいな仕事辞めたっていいんだ。

クソみたいな上司も先輩、自分のことしか考えてないゴミみたいな同僚のために死んでやることないんだよ!


いいじゃんか、手取りが10万になったって!

生きてられるんだから!

そこからまたいくらでも仕事変えればいいんだよ。

死んだらなんにもならないよ!生きていれば出会えた人や出来事とも一切関われなくなっちまうんだ。


脱サラして好きなこと始めてみたっていいさ。

その先でしんどい、生きていけないって思うようなことがあってもそれも嘘だよ。


戻ってきたらいい!一から全部やり直すだけでいいんだよ!

支えてくれる人だっているさ。

話せる人が身近にいないなら、見ず知らずの僕に話してくれたっていいんだ。ちゃんと聞くよ。


あんたが死ぬことは、ないじゃないか。そうだろ?


どんな環境におかれても、頑張って生きてるあんたは正しい。


自分のためでも家族のためでもいいよ。

そのために今の仕事を選んで毎日戦ってるあんたを否定する要素はこれっぽっちもないんだ。


今より稼げて楽な仕事があって、そいつを見過ごしていたとてそれはあんたのミスじゃない。

たまたま現状縁がないってだけの話さ。

毎日遅くまで働いて帰ってきたあんたを、僕は美しい、正しいと思うよ。


だからさ、死んじゃいけないよ?

つらくてつらくて、身体が動かなくなって吐いちまうほど嫌なら、そこでもう休んでくれ。

耐えられないことからは逃げてくれよ。

そんな仕事辞めたっていいんだから。あんたの命より重たい契約書類なんかねえんだ。


そんでさ、そうなる前に、ちゃんと話してくれ。

些細なことだって構わないよ。

隣のデスクのおっさんの息がくせえ、高飛車なお局がうざい、そういうことでも何でも話してくれ。

小さいことが積み重なったら誰だってしんどいもんだから。


僕なんかより毎日頑張って、どうにかどうにか息をしてるあんたを尊敬してるんだ。

たとえ毎日が惰性だったとしても削られてる自分を否定するもんじゃないよ。

あんたがあんたを認めてあげらんなきゃ、誰があんたの声拾ってくれるんだよ。

声、あげてくれよ。

自分を認めて痛いって叫んでくれ。


あんたは正しいんだ。

必死こいて生きて何が悪いんだよ。誰にもあんたを否定させたくねえ。

今何やってたって関係ないんだよ。

リーマンでもOLでも、バイトでも派遣でも、ネットで稼いでようがなにも関係ないんだよ。

あんたは人間で僕も同じ人間なんだ。なーんも変わりゃしないよ。

もう少しだけ、気を楽にさ。そうすりゃきっと先が開けるから。



だから、生きてくれよ。


いつか、あるかもしれないあんたとの出会いを僕は楽しみにしてんだ。

一緒にさ、笑おうぜ。な?