雑むらさき!

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ボーン・アイデンティティー/マット・デイモン主演【レビュー・感想・ちょいネタバレ】

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マット・デイモンって二枚目すぎないから親近感ありまくりよね……


むらさきです。よろしくどうぞ。



ボーン・アイデンティティー/概要


原作:「暗殺者」ロバート・ラドラム著

原題:原作映画ともに「The Bourne Identity」

ジャンル:サスペンス・アクション映画

監督:ダグ・リーマン

アメリカ/2002年6月


2019年現在続編が製作中のボーンシリーズの記念すべき第1作目!

穢れた血め!でお馴染みの「ハリー・ポッターと秘密の部屋」と同日公開にもかかわらず興行成績で上回るというめっちゃええスタートを切った作品。

なんで今さら15年以上前の映画をレビューすんのかって、そらぁ好きだからよ!

予告編はこちら↓

www.youtube.com


ボーン・アイデンティティー/あらすじ


マルセイユ沖で銃創を負った記憶喪失の男が漁船に救助された。

男の手がかりは船医が発見した皮膚に埋め込まれたマイクロカプセルのみ。カプセルはスイス・チューリッヒ銀行の口座を示していた。

男は銀行までたどり着くと、口座番号と指紋認証で貸し金庫を引き出す。

そして預けていたアメリカ合衆国の旅券から自分が「ジェイソン・ボーン」というパリ在住の男だとわかった。

しかし預けていたものはそれだけではなく、自分の写真で作られた多数の偽造旅券と複数の通貨の札束、そして一丁のハンドガンだった。


自らの存在に疑問を覚えた男は、アメリカ領事館に向かうもののすでに警察に手配されており自分が追われる立場だと知る。

記憶がない身体に備わった高い身体能力と格闘技術を駆使しながら難を逃れ、領事館にいた放浪癖のあるマリーという女性に金を払い、「ジェイソン・ボーン」の自宅があるパリまでの運転を依頼する。

男が自分を取り戻すための逃亡の旅が幕を開けた。


「ボーン・アイデンティティー」のレビュー・感想(※ちょいネタバレあり)


マット・デイモンわっけえなあと思ってたら、アメリカでの公開が2002年でそらそうやろという笑

僕たちみたいに最新の技術を駆使した映画も、昔の白黒時代の映画も楽しめる世代は改めていいなって思いますね。


さて、ボーンシリーズ最初の作品なわけですけど!

僕個人としてはシリーズ全体でいえば1位の位置づけ!やっぱり最初がナンバーワン!

ていうかシリーズ通してダグ・リーマン監督で行けばよかったのにとか思ったり思わなかったりです。

前述したカットが多めのアクションシーンは次作からのグリーングラス監督の撮影手法なので。つーか、ぶっちゃけ観づらいねん。


どうでもいいけど、マルセイユからチューリッヒって遠くねえ?と思ったものの、地図で見てみたら東京から青森くらいの距離(約700km)!

へえ、そんな遠くねえのな!どうでもいいけど。


「ボーン・アイデンティティー」の面白さは85/100点


何回観てもおもしれえなあ!!

という言葉が思わず出ますね。スルメ映画。


記憶喪失の殺し屋が所属していたCIAの陰謀と戦いながら自分を取り戻す。というのが主なストーリーラインです。

マット・デイモンのアクションは重厚感がありますよね。

鍛え方もマジモンの戦士っぽいというか。


ちなみにボーンシリーズ全体の特徴はこんな感じ↓


  • 初作以外はカット多めのアクションシーンで地味さをカバー
  • いつだってショボめの車でカーチェイス
  • ビルや家の外壁をスルスル登っちゃうアクション
  • エンディングテーマはMoby『Extreme Ways』で固定


こういう内容が好きだったらもうシリーズ全視聴まったなし。

アクションばっかりじゃなくてCIAの陰謀の謎解きの面も合わせて観るのがいいですね。

エンディングで『Extreme Ways』が流れるのがクセになります。

オォウベイヴ!っつって。

まあ1曲通して聴いたことないけど笑


今回の主役


ジェイソン・ボーン/マット・デイモン

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若い

マット・デイモンといえばジェイソン・ボーンというくらいのレベルまで昇華してやがる。

1作目のアイデンティティーではとことん記憶がないのでどうにか記憶を取り戻そうと奮闘します。

ちなみにめっちゃつよい。


今回のクズ


アレクサンダー・コンクリン/クリス・クーパー

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元CIA局員の暗殺失敗の尻拭いをしまくる人。ぶっちゃけクズってほどクズでもない感じ。

もうなんでもいいからボーンを消してくれよおおお!!って足掻いた結果消されるおじさんです。

個人的に名脇役だと思ってるクリス・クーパーが演じてます。

アメリカン・ビューティーでの軍人パパ役はかっこよかったですなあ。

ウィレム・デフォーのイメージが強すぎるノーマン・オズボーン役も実は演じてました。

アメイジング・スパイダーマン2で。

つまりほぼ病気で寝てる役でしたね。そらわからんわ。


今回の強敵


教授”プロフェッサー”/クライヴ・オーウェン

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同じ作戦員だった主人公のミスの尻拭いをちゃんとこなしてインテリ感だしたはいいものの、最後はあっけなく主人公にボコボコにされる人。

寡黙な人殺しなんですけど、最後までなんか憎めないかわいそうな雰囲気かもしてました。

クライヴ・オーウェンはボーン・アイデンティティーで日の目を見たといっても過言ではないですからね。

ほんとよかったね……。

キャラ登場時は強敵感すげえかったし一発くらい当ててほしかったですね。エイム下手かよ。


今回の女子力


マリー・クルーツ/フランカ・ポテンテ

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放浪癖があってカネコマ女子だったけど、ミステリアスな男のトラブルに巻き込まれ、吊り橋効果でラブラブになったあとちょっと主人公に協力しつつ最後は見事ハッピーエンド(ただし今作のみ)系女子。

ちょっとお金に目がくらんだばっかりにCIAに目をつけられるちゃうの罪重すぎない?

最初はやけくそだったと思うけど徐々に謎の多いボーンに惹かれていっちゃう過程の演技がすげえイイです。

ボーンのためにホテルの受付を騙すあたりが、ダメな男のために軽くそういうお店で働き始めた女子みたい。

ぶっちゃけ今作以外に濡れ場なんかないので(重大なネタバレ)、お好きな人はマリーちゃんでいっぱい妄想しましょう。


今回の車

ローバー/MINI

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クラシックなミニでございます。めっちゃかわいいよね。

というか

ポンコツ

に他ならない。

所有者友人から借りたマリーも手入れをまともにしてないため、勝手に右に寄っていく癖がある描写がされてます。

まあボーンシリーズのカーチェイスがこんなポンコツな車で警察をまいちゃうぜ!?という趣旨なので次作以降もよくこんなシーンが観られます。


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時期によって配信の有無があるので、アンテナびんびんに張っておいてくださいな!

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むらさきでした。では、また。